初代サバンナRX-7のすべて (モーターファン別冊)

私は小学生のときからクルマが大好きでした。スーパーカーブームでカウンタックやフェラーリ512BBなどの写真や排気音のレコードを宝物にしていました。当時の日本車はオイルショックと排気ガス規制でスポーツタイプといっても性能はがた落ちの時代でした。そんなとき，サバンナRX-7（SA22）が発売されました。父親の友人のセールスマンからカタログとポスターをいただきましたが，スーパーカーでしか見たことのなかった（TOYOTA2000GTはありましたが）リトラクタブルヘッドライト，流れるようなデザインは驚きでした。ポスターには0-400mm加速16.2秒（あやふやな記憶で申し訳ありません）と小さく記してありました。このムックは初代サバンナRX-7について詳しく記載してあり，あの頃の感動がよみがえりました。結局，ロータリーエンジンには縁がなく，ロータリーエンジン車は絶盤となりました。ロータリーエンジン車の復活は難しいようですが，マツダの魂でもありますから，是非次期RXシリーズの登場を願います。