おもしろいように伝わる!科学英語表現19のツボ本ダウンロード
おもしろいように伝わる!科学英語表現19のツボ
本, Robert A. Day
によって Robert A. Day
4.1 5つ星のうち 2 人の読者
ファイルサイズ : 29.93 MB
内容紹介 せっかく一生懸命研究した・いいシナリオが思いついたにもかかわらず、 いざ英文にしてみるとなんだかよくわからない文章になってしまう。 こんな思いを経験された方は多いはず。 でもどれだけ複雑な内容であっても、 基本的な構文・文法や表記法に基づく明瞭な表現を組合せるだけで 読み手に誤解なく伝えることが出来ます。 本書はそのテクニックを19章に分けて解説しています。 愉快で機知に富んだ英文を書くためのノウハウも紹介されており、 論文以外の例えば一般向け解説記事やLetter系記事等を書くのにも もってこいの一冊になっています。 大学院生・研究者のみならず、作家・エディターも 手許においておきたい明瞭表現のための指南本が刊行です。 目次 1科学英語とは 2科学英語のスタイル 3サイエンスの世界における英語 4文法 5単語 6名詞と代名詞 7動詞 8形容詞に副詞,そして冠詞 9接続詞,前置詞,間投詞 10接辞:接頭辞と接尾辞 11句 12節 13文 14パラグラフ 15態と人称,そして時制 16パンクチュエイション 17グダグダした表現とジャーゴン 18略語と頭字語 19NGワード 補遺1誰でもわかるパンクチュエイション 補遺2間違えやすい単語と表現 補遺3避けた方がいいことばと表現 出版社からのコメント 科学英語 スタイル 間違えやすい単語 パラグラフ パンクチュエイション ジャーゴン 略語 頭字語 NGワード 態 人称 時制 商品の説明をすべて表示する
ファイル名 : おもしろいように伝わる-科学英語表現19のツボ.pdf
以下は、おもしろいように伝わる!科学英語表現19のツボに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
科学論文を英語で書くポイントについてまとめた本の和訳版。洋書にはWritingに関する本が驚くほどたくさんあるため既に何冊か洋書で読んできたが、この本は一般のエッセイ用の本に共通する要素に加えて、特に科学向けに特化した記述が加わっていることが特徴であるといえる。例えば、通常の英語のエッセイでは文章が単調になることを避けるために同じ単語を繰り返し使うことを避ける傾向があるが、本書ではそのような方法は「科学英語を書くときにはあてはまらない」としている。また、時制についても、一般ではよく使われる完了形を科学英語で使うことはあまりないとした上で、以下の4つのルールを提示している。1.確立された知(しかるべきジャーナルに載った論文)に言及するときは現在形2.今回知った実験の方法や結果について書くときには過去形3.図表を紹介するときには現在形4.先行研究の引用そのものは(‘Jones reported that…’といったように)過去形とにかく、論理的かつ具体的に、ポイントをわかりやすく整理して説明している。例えば、コンマの使い方に関しては、「コンマとは、道路標識にたとえると、『徐行しろ』といった意味のものである」と、原則を明快に示した上でいろいろな使い方に触れているので理解しやすい。本書の魅力としてもうひとつ挙げておきたいのが、多彩で的確な例文及び引用文の数々である。科学系の論文に一般にありがちな文章はもちろん、それほど有名ではない人も含めた古今東西の名言や、英語のレトリックを活用したユーモアや皮肉を利かせた文章が、あちこちにちりばめられている。科学以外の幅広い一般教養も持っていないと、なかなかここまで面白い例文をそろえることはできないだろう。翻訳は真摯に行われており、文章は読みやすい。英語独特の表現を活かした文章では、こまめに丁寧な注釈が入れてある。値段が少しお高いので、「お勧め」と書くのはためらわれる。ただ、内容はとても良い。
0コメント