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西アジア遊記 (中公文庫)
本, 宮崎 市定
によって 宮崎 市定
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ファイルサイズ : 29.11 MB
内容(「BOOK」データベースより) トルコ、シリア、レバノン、イラク、パレスチナ、エジプト―雑踏の市場に、静寂の遺跡に、そして黄金色に輝くモスクの尖塔に、悠久の古代文明への想いを馳せつつ、心温もる人々との触れ合いを描く。歴史学の泰斗が旺盛な好奇心と鋭い史眼で綴るシルクロードの旅。
ファイル名 : 西アジア遊記-中公文庫.pdf
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1936(昭和11)年、若き日の著者は欧州への在外研究の途次、中東諸国を周遊した。トルコ・シリア・レバノン・パレスチナ・エジプトを駆け巡り、現地の人々と語り、文物を見聞した経験が生き生きと綴られている。第二次世界大戦前の中東を描写しており、すぐれたルポルタージュにもなっている。第一部はその時の旅行記で構成されている。第二部は中東の歴史が概説されており、著者が深い印象を感じたシリアを中心に展開されている。原著は1944(昭和19)年に『菩薩蛮記』の名で刊行され、戦後に若干の原稿を追加して『西アジア遊記』として復刊された。しかし今読んでも感動が伝わるのは、やはり著者の学識のなせる業であろうか。この本を手にすれば、歴史を理解するには現地を訪ねることが大切、という著者からのメッセージを感じることができると思う。
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