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巨大銀行沈没―みずほ危機の検証 (新潮文庫)
本, 須田 慎一郎
によって 須田 慎一郎
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内容(「BOOK」データベースより) 日本を代表する3行の合併で華々しく誕生した巨大銀行・みずほは、しかし、開業直後のシステムトラブルを皮切りに、史上最大の巨額赤字や不良債権問題で、国有化寸前の窮状に追い込まれる。しかも、対等合併の裏側で足の引っ張り合いも繰り広げられ、政治家は思惑で銀行の命運を左右しようとする。メガバンクの危機を追求し、銀行なるものの実態に迫る、迫真のノンフィクション。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 須田/慎一郎 1961(昭和36)年、東京生れ。日本大学卒。経済誌記者を経て、フリージャーナリストとなる。銀行業界をはじめとする金融界、日本銀行、金融庁、財務省、東京地検等に豊富な人脈を持ち、金融ウォッチャーとしての実力には定評がある。週刊誌、経済誌、夕刊紙への執筆の他、テレビ朝日「サンデープロジェクト」等テレビでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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3つの銀行が合併してできた「みずほホールディングス」。しかし合併前の出身銀行によって派閥ができる。事件になったATMのトラブルだけでなく、通勤に使うバスは何キロ以上を認めるかでも3行間で激しく対立したという。その辺りが生々しく書かれている。また公的資金注入や金融再生委員会、不良債権問題など、当時の新聞の記事を読んでいるだけでは理解できなかった経緯や背景がよくわかった。本書は2003年3月に書かれているので、その後の景気の回復で危機的な状況は当面脱したといえるだろうが、その陰で多くの人がつらい思いをしたのだろう。
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