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ドキュメント パナソニック人事抗争史 (講談社+α文庫)
本, 岩瀬 達哉
によって 岩瀬 達哉
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内容紹介 なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦パナソニックの凋落の原因も、実は人事抗争にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。元役員たちの実名証言によって、名門・松下電器の裏面史がいま明らかになる!上司の出世争いに辟易するサラリーマン必読です。なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦パナソニックの凋落の原因も、実は人事抗争にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。元役員たちの実名証言によって、名門・松下電器の裏面史がいま明らかになる!上司の出世争いに辟易するサラリーマンの共感を得たベストセラーが、早くも文庫化! 内容(「BOOK」データベースより) 人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦・パナソニックの凋落の原因も、実は人事抗争にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。元役員たちの実名証言によって、名門・松下電器の裏面史がいま明らかになる!上司の出世争いに辟易するサラリーマンの共感を得たベストセラーが、早くも文庫化! 著者について 岩瀬 達哉1955年、和歌山県生まれ。ジャーナリスト。2004年、『年金大崩壊』『年金の悲劇』(ともに講談社)により講談社ノンフィクション賞を受賞。また、同年「文藝春秋」に掲載した「伏魔殿社会保険庁を解体せよ」によって文藝春秋読者賞を受賞した。他の著書に、『われ万死に値す ドキュメント竹下登』(新潮文庫)、『血族の王 松下幸之助とナショナルの世紀』(新潮社)、『新聞が面白くない理由』(講談社文庫)などがある。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 岩瀬/達哉 1955年、和歌山県生まれ。ジャーナリスト。2004年、『年金大崩壊』『年金の悲劇』(ともに講談社)で講談社ノンフィクション賞を受賞。また、同年「文藝春秋」に掲載した「伏魔殿社会保険庁を解体せよ」で文藝春秋読者賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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Panasonicの創業家と経営陣との関係、それが業績に及ぼす影響などについて、書かれている。松下幸之助と言えば、「経営の神様」と言われているが、家庭では妻と娘には頭が上がらず、2人が推す娘婿をPanasonicの経営から外すことができないことが後々まで仇となり、会社の経営判断に影を落としていく。松下幸之助が亡くなったのが1989年。それ以降、娘婿(2代目社長)と、創業者・松下幸之助から娘婿を経営から外すよう厳命された3代目社長は生き続け、2人とも2012年に亡くなっている。そこから社長となったのが、今の津賀一弘社長。つまり、Panasonicは、23年の長きに渡って、創業家とそこに関わる経営陣との暗闘があった。その間、旧MCA(現ユニバーサルスタジオ)のM&Aの失敗、DVDの規格争いに関する失敗、液晶とプラズマのトレンドを読み間違えての巨額損失。勿体ないと思ったのは、ソフトとハードの融合を唱えたPanasonicが、今でもユニバーサルスタジオの株式を保有していれば、ユバーサルスタジオジャパンを保有し、スピルバーグとの関係も作り、その後のアメリカでの地位も確立されたであろうということだ。長い創業家と経営陣との争いの中で、売上は半減し、時価総額も1/3以下まで下がっていった今のPanasonic。最近では液晶からの撤退も名言した。優秀な液晶のエンジニアは、すでにサムスンやLGなどの外資に転職して今はいない。。。一方では、EV向けの電池事業も失敗。創業者が偉大だったからこそここまで持続した会社だったのが、今後、どのような変化を辿るのか、と気になった。会社の社内抗争というのは無くならないとはいえ、如何に無駄なものであるか、思い知った内容だった。
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