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ギリシア・ローマ抒情詩選―花冠 (岩波文庫)

, 呉 茂一

によって 呉 茂一
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内容紹介 古代ギリシアの代表的抒情詩人サッポオ,アルクマアン,アナクレオーン,シモーニデース等の代表作をはじめ,ローマのホラーティウスやエジプトの詩に,関連する中世・近代の詩を収めた抒情詩の集成.ヨーロッパの抒情詩の流れをふまえて選ばれた名作を鏤骨の名訳で贈るギリシア・ローマ抒情詩集の決定版. (解説久保正彰) 内容(「BOOK」データベースより) サッポオをはじめ、ギリシア・ローマ抒情詩の名作を集成。鏤骨の名訳で贈る決定版。
ギリシア・ローマ抒情詩選―花冠 (岩波文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
訳詩集『花冠』は、珠玉の詩集です。それまでの岩波文庫版「増補 ギリシア抒情詩選」(1952年)に替えて、紀伊國屋書店版「花冠」(1973年)を底本に、エジプト古詩、さらにラテン語による詩が追加され、近代のボードレールに至ります。もちろん中心は古代ギリシアとローマの抒情詩です。表紙カバーを飾るポンペイ近傍のスタビアにあった邸宅壁画「花を摘む乙女」(この通称に通じるフレーズは本詩集には含まれないのですが、サッポオの詩断片にも見出されます)は、詩を摘む氏を連想させて、ふさわしく、白地レキュトス(葬礼用香油壜)に描かれた絵付「竪琴を弾くムーサ」、そしてタナグラ人形のいくらかとならんで、古代の断片で、魅惑的です。おなじように簡明をまとう訳文からは、氏独特の言い廻し、そして積りゆく時のベールに、若い人なら、一時の眩暈を感じるかもしれませんが、悠久の時をつらぬく、いのちの営みの真率な息遣いを間近に感じることができます。

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